初台湾のお客さんによく聞かれるのは、
「台湾の中国語と中国の中国語はどう違うの?」
日本語も方言や
地域によって訛りが異なるところがありますよね。
中国語もそうです。
台湾で使われている中国語は「國語(中文と呼ぶことが多い)」といい、
中国の「普通話」とは少し違いますが、
通じなくはありません。
しかし、こちらの動画のような場合は東北話しか通じません(;´∀`)
引用元:Kevin in Shanghai
中国語・台湾語・客家語
台湾で使われている言葉は、
大きく分けてこの三つです。
ちなみに台北メトロの車内放送が流れたときの言葉の順番は
「中国語→英語→台湾語→客家語」です。
0:41から台北駅のアナウンスです。
よかったら違いを聞いてみてください。
引用元:X railway
台湾中国語(國語)
中国の普通話との大きな違いは、
発音記号と文字です。
【発音記号】
台湾:注音チューイン
わたくしめが撮りました<(_ _)>
中国:拼音ピンイン
読めませんので撮れませんでした(^_^;)
ちなみになぜか台湾の語学センターでは
ほとんど拼音で教えているので、ちょっと残念…
【文字】
こんなに違います↓
台湾では文字の画数の多い繁体字を、
中国では文字の画数の少ない簡体字を使います。
台湾語(台語)
日本統治時代が終わるまで、
台湾人は台湾語をメインに使っていました。
「KANO 1931海の向こうの甲子園」という台湾映画の予告ですが、
当時台湾人の間では台湾語で会話していました。(0:44から)
統治時代が終わってから、
政府が「國語教育」を徹底するため、
学校や公衆の場で「台湾語」で喋るのを禁止し、
違反したら処罰するという法律を頒布しました。
私がまだ幼い頃、その法律がなくなり、
家族もたまに台湾語で喋ってくれますが、
私は今でも7割ぐらいしか聞き取れません(^_^;)
客家語
中国から来た漢民族
「客家人」が使っている言葉です。
主に桃園、新竹、苗栗を中心に居住している客家人は、
台湾では約400万人ぐらい居て、
五人に一人が客家人です。(情報源)
客家語はそこまで詳しくありませんが、
とにかくまったく聞き取れません(^_^;)
ご興味のある方はこちらの動画をご覧ください↓
コロナで台湾に行きたくて行けない方は、
是非台湾中国語を覚えてみてくださいねー
まずは注音を覚えましょう(*^o^*)